第2回目 国語

今回の演習では視覚情報を言語化してデッサンする。

モティーフは美術学校の油彩の授業で組むような静物で、布、ビニール傘、赤いポリタンク、赤いバラ、陶器の酒瓶、箱などを使った。

当日、生徒には辞書を持参してもらった。(携帯電話可)

目的は、美術経験のあるもの、無いものとバラバラに集まった中で、経験した事が無い手法を用いる事で、同列で演習を進める事ができる。

僕らはデッサンしながら頭の中で言語化している事がある。「ブロックの後ろに缶がある」と思いながらそうなるように描く。この行為の数だけデッサンは向上するのではないだろうか?。デッサンが歪むの絵の画面に対してとの空間との対話の欠如から生じる。
しかし、歪んだデッサンが悪いとは一概には言えないのも事実。

今回の演習ではとにかく今まで一度も経験したことの無いデッサンを通して新鮮な気持ちでモティーフと向かい合い。それぞれが気持ちを新たにできればと思う。