Yoshiaki Kaihatsu Mail
   
 

3月15日 『政治家の家』が南相馬にオープンしました。  English is in the bottom.

16年末、老朽化のため政治家の家を建て直ししました。17年3月15日より新たに再スタートとなります。

2017年、あれから6年 

政治家の家は昨年末に老朽化のため建て替えを行いました。
今年からゲストを迎えて発表できる機能も持つ施設として新たなスタートを切ります。
今後は福島の地(東北)で生まれた、作品とは呼べないかもしれない物や行為を自立した立ち位置だからこそ見て頂けるような展示を心がけならが継続して行けたらと思っています。

● 黙祷&オープニング 15日朝6時15分

今年は吉田尚弘を迎え「政治家の家」の建て替え風景と共に架空のお土産Tシャツを製作展示します。(販売無し)
当日限り作家と共に政治家の家を政治家以外の方にも内覧できますので早朝ではありますがイベントに参加して頂けたら幸いです。

作家から
一代目と二代目の建て替え記録写真と「政治家の家」のご当地お土産Tシャツを展示します。 「政治家の家」の窓から見える小さな記録と大きな記憶、そして現場を体感して何か持ち帰っていただければ幸いです。

経歴経歴  2011 大阪のデザイン事務所勤務、311は会社内にて震度2ほどの長い揺れとその後のラジオから流れてくる非現実的な情報を体験する、保険関係だったのでその後1か月仕事が緩やかになる。 その後、無職を経て東京へ、その後美術に関わろうと決める。
2013ほどから美術の施工を始める、その後国内外の現場に関わる。その中で「政治家の家」にも関わっていく。
2016からは意識的に自主作品も制作を開始、今に至る。

アクセス
現在常磐道が開通し、南相馬インターからが便利となりました。 当初は東京からは東北道を使い福島インターから全村避難した飯館村を通過しての道しかありませんでした。 100キロほど遠回りになってしまいます。 政治家の家はこの飯館村での経験が基盤になっていますので、お時間があるかたは福島周りで行きか帰りに 走って頂けると、よりそれぞれが現在抱えている問題について思いを巡らすきっかけになるかと思います。

プロジェクト「伝える」引き続き募集!

未来のクリエイターを大募集! 政治家の家では様々な才能で南相馬市、福島県の現在を鋭い感性と洞察力で切り取り、未来へ繋げたいと考えています。詩人、小説家、哲学者、音楽家、科学者などなど自薦他薦は問いません。ここ政治家の家で生まれた作品が未来の人々の心を震わせて変化をもたらすような作品が生まれる事を願っています。
kaihatsu@pp.iij4u.or.jpまでご連絡ください。


政治家の家
場所は福島第一原発から20キロの南相馬市原町になります。
400m先は今尚封鎖され、住民の方でさえ3ヶ月に一度申請した人だけが帰宅を許される
状態が続いています。

この日を選んだのは、昨年3月15日に3回目の水素爆発によって、一挙に数百キロ圏内に放射性ヨウ素、
放射性セシウムによって汚染し、多くの避難民を出してしまう事になりました。
民間事故調(福島原発事故独立検証委員会)は、放射性物質の飛散が増えたこの日を、住民避難の観点から
「運命の日だった」と指摘しました。
私はこの日を世界最後の原発事故になって欲しいと思い、3.11ではなく3.15世界原発デーとして
開催する事にしました。

この家は、政治家の皆さんに是非現場で感じ、体験して頂くため設置させて頂いたため、政治家以外の方は
休憩できませんが、初日にはささやかなオープニングを行いたいと思います。

是非この機会に、福島、南相馬、飯館村の現状を体感して頂き薄れ行く、震災の痛手を共有できたらと思います。

また毎月15日には地元の活動家、作家などをお招きし様々なイベントを開催予定ですので、こちらも合わせてご来場頂けたらと思います。

外観は会期中いつでも外からご覧頂けます。

開発好明

*福島・南相馬市で、福島第一原発事故の警戒区域が4月16日午前0時に解除された。新たに3つの区域に再編され、一部を除いて立ち入りが自由になる。南相馬市は約4000世帯が警戒区域に指定されていたが、16日から、放射線量によって新たに3つの区域に再編された。「帰還困難区域」は自由に立ち入りできない。線量が比較的低い「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」は、宿泊はできないものの、立ち入りは自由になる。

次回のイベント

12年8月15日 「福島から風船を飛ばそう」11時ー13時 希望の風船が知らない場所に届きます。

12年7月15日 「海水浴に行こうー入りませんが」12時ー13時 サーファーに有名な海岸です。(水着、サーフィン、お昼持参)

12年6月15日 「釣りに行こう」近所の海に釣り針の無い竿で釣りに出かけます。11時ー13時
       お昼は持参して下さい。
12年5月15日 「山菜撮り」山菜は食べれなくなりましたが撮影会で季節感を味あう。11時ー12時
12年4月15日 「バーベキューをしながら考えよう」11時ー12時30分

5月も門脇篤さんUstream中継しながら車で現地入りします。
仙台から参加したい人は14日までに門脇さんに連絡を080−4357−7035
もちろん直接現地でも大歓迎。
東京からは開発に連絡を、4名まで相乗り可能です。

門脇篤 篤
1969年、仙台市生まれ。仙台や東鳴子温泉、塩釜本町通り商店街をはじめ各地で「まちとアート」をテーマにコミュニティアート型の取り組みを行ってい る。Ustreamやツイッターなどソーシャルメディアの他、業界新聞的な身内雑誌制作など「マイクロメディア」に立脚したメディアを展開中。Ustream中継「政治家の家より」のアドレスは http://www.ustream.tv/channel/seijika

 

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下記は各政治家の皆様へお送りする招待状となります。

政治家の家

ご休憩ご招待状

昨年の3月15日の原発の事故を受けて、様々な事が議論され実践されて来た事と思います。
その今後の方針が私達市民にとってより良い未来へと続く決断をして頂くため、現地の空気を肌で感じて頂くために、現地入りされていない、政治家の皆さん限定の無料の休憩施設『政治家の家』をオープンさせて頂く事になりました。

場所は、福島原発20キロ地点近くに位置しています。
400メートル程で立ち入り禁止の警戒区域になります。

是非この機会に一度、南相馬市に入るために無人の飯館村を通りながら、福島の現状とそこで生活する地元の方々の思いをたった一日の機会ではありますが感じて頂けたらと思います。
そして、日本の未来のエネルギー政策がより良い方向に進むために、この家が使われる事を心から願っています。

*この施設は、今後の原発問題の是非について考えて頂くため政治家の方のみの休息所とさせて頂ます。
*できれば、お一人でいらして下さい。無人となった飯館村、人口の減った相馬市を静かに体験して頂きたいと思っています。

ご希望の方は、管理者である開発好明(美術家)までメールにてご連絡ください。
kaihatsu@pp.iij4u.or.jp
開発の活動内容 http://www.yoshiakikaihatsu.com/
政治家の家(写真)http://www.yoshiakikaihatsu.com/index5.html

住所:福島県南相馬市原町区益田西迫233(県道120号沿い)
注意:閉鎖エリアがありますので車のナビをお使いの方はご注意下さい。

東北道福島西インターから115号、烏谷野交差点左折 4号線に入る。仲間町交差点を右折、国道144 
南相馬方面 国道349 県道 12 本町2丁目交差点 右折 県道49号そのまま直進 県道120号

●休憩 可能期間3月15日ー8月15日まで(施設利用は1名のみ )
●部屋は4畳 
●休憩料金は無料ですが、次の方のため清掃を行ってください。
●長時間滞在の方は寝袋をご持参下さい。
●電気はございません。
●現在の放射能状態 0.36マイクロシーベルト 平常値0.05
(NHKオンラインデーター)

事故、事故後のデーター
3月12日15時半ごろ 原子炉1号機 水素爆発
3月14日11時ごろ 原子炉3号機  水素爆発
3月15日06時14分ごろ 原子炉2号機  
水素爆発2号機が水素爆発した3月15日一挙に数百キロ圏内を放射性ヨウ素、放射性セシウムで汚染した。

放射線テレメーターインターネット表示局
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/earthquake/doserate.html

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政治家の家 オープニングセレモニー(修了しました) 
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●3月15日 朝6時より 黙祷(3度目の事故時間)
      
      内覧会(6時ー12時まで)

住所:福島県南相馬市原町区益田西迫233(県道120号沿い)
注意:閉鎖エリアがありますので車のナビをお使いの方はご注意下さい。

■車で来られる方は(目安)
東北道福島西インターから115号、烏谷野交差点左折 4号線に入る。仲間町交差点を右折、国道144 
南相馬方面 国道349 県道 12 本町2丁目交差点 右折 県道120号

開発携帯080−3435−9670




The House of Politicians

On March 15th in 2012, I opened the House of Politicians in Minamisoma, Fukushima.
This house is a place to rest for any politicians who visit the stricken area of the Tohuku earthquake in 2011. In order to make effective recovery planning for all of us, it is significant for politicians to see the areas in person, to feel the pains of the victims and to experience the reality of Fukushima, Minamisoma and Iidatemura.
The house is a four-tatami-mat room and for one person at a time. There are no fee for the usage and no access to electricity. It is open from May 15th to August 15th of 2012.
The house is located in Haramachi, Minamisoma-shi, 20 kilometers away from Fukushima I Nuclear Power Plant. Within 400 meters from this house is a blockaded area in which residents were not allowed to enter till April 16th, 2012 with an exception of once in 3 month. After April 16th, 2012, the blockaded area was divided into 3 sections by their amount of radiation. The worst area has still been banned to enter, however, other 2 sections are opened up for visits although overnight stay is not permitted.
In my invitations to politicians, I encouraged them to visit the area alone and have direct experience with deserted village of Iidate and city of Soma where its population radically decreased.
I chose March 15th to open the house since it is the day that the 3rd hydrogen explosion has occurred in 2011. This explosion polluted several hundred-meter radius of area with radiation iodine and radiation cesium. The numerous residents are forced out of their houses and haven't been able to return yet. A private accident investigation committee (Fukushima Nuclear Power Plants Accident Independent Inspection Committee) has described this day as " the day of doom" because of significant radioactivity increase by the explosion.
With my wish of this day to be the last day of nuclear accidents, I'd like to call March 15th as World Nuclear Plant Day.
There was a little ceremony for the opening and are some events with local activists and writers on 15th of every month.
The location of the House of Politician: 233 Nishisaku Masuda Haramachi, Mianamisoma-shi, Fukushima
The current level of radiation at the location: 0.36microsievert(normal amount is 0.05)
Anyone who wishes to use the facility, please contact Yoshiaki Kaihatsu (artist) via email: kaihatsu@pp.iij4u.or.jp

The Yoshiaki Kaihatsu website: http://www.yoshiakikaihatsu.com/
Photographs of the House of Politicians: http://www.yoshiakikaihatsu.com/index5.html