Kaihatsu Tips002;助成団体&レジデンス情報

経験者の方、体験内容を教えていただけると嬉しいです。

   

 

   

カナダ

The Canada Council for the arts

TEL: 1-800-263-5588

カナダ政府の機関で、色々なアートに関する助成金を出しています。 その中に、Japan-Canada Fund という助成金が設けてあります。 申請方法など、下記のホームページに出ていますので、よかったら チェックしてみてください。
http://www.conseildesarts.ca/home-e.asp

   

 

   

★語学力に自信が無い方も

   

ACC (アジアン・カルチュラル・カウンシル)


連絡先:〒104−0031東京都中央区京橋1−6−13アサコ京橋ビル5F
TEL03−3535−0287FAX03−3535−5565

私は、98年から99年の一年間滞在。 文句無く、助成団体の中で上位に位置する内容だと思う。 短いものから一年間までのアメリカ滞在をさせてくれる。 英語ができない方は、まずこの助成から始めよう。 というのは、英語審査が甘く、昨年から日本語のできるMsマーガレットがニューヨークオフィスに入りなんの問題もない。 それと、自分のプランによっては、作品展の協力や希望した人物にコンタクトしてくれる。 但し、有名な作家に会える可能性は低いのであしからず。 それと有名なPS1には、日本人はここからしか申請できない。 つまり、短期でもACCの助成をもらってしまうとPS1のスタジオプログラムを受けることが不可能になってしまう。 補足だけど、PS1のスタジオプログラムは年々若い作家にとって満足のいくケアをしていないようで、今年からPS1のショーを させてもらえないようだ。 オープンスタジオとクロックタワーでのグループショーのみになってしまっている。

   

 

   

★行きたい国の語学力必要です

    ポーラ美術振興財団

連絡先・財団ポーラ美術振興財団助成係
107−0052東京都港区赤坂2−11−1宮原ビル
TEL03‐3503‐3321 FAX03−3505−5081

190円切手を貼ったA4サイズの封筒を同封して申し込む。 35歳まで申請可能。 毎年若干募集期日が違うので注意。 秋から冬にかけて募集しているので要問い合わせ。 1名340万円(14名)研修先を事前に決めねばならない。

   

 

   

 

   

レジデンス

世界中に数はあるが、無料で行けるものを中心にチョイスするように心がけました。 あと年齢が35歳までとかも多いので要注意ですね。

   

アメリカ合衆国

PS1  ISP(International Studio Program)

22-25 Jackson Ave.at46th Street Long Iland City,NY 11101 USA
T +1-718-784-2084 F +1-718-482-9495 mail@ps1.org

ディレクター Msアラン・ヘイス 現在MOMAに吸収されモマの展覧会を開催しているらしい。 ロングアイランドにあり、屋上ジュリアン・シュナーベルの作品を鳴らしながら見るマンハッタンは素晴らしい。 でも、監視員に見つかると怒られる。 日本からはACCが窓口

   

 

   

アメリカ合衆国

ISCP (International Studio Program)323 West 39st #800 NY NY 10018

ispnyc@concentric.net
http://www.iscp-nyc.org/f_whatsnew.html

T +1-212-431-0381 F +1-212-431-0381
Director Dennis Elliott

2002年1月から12月まで滞在した。料金は1100ドルと1400ドルがあり選べる。ペインター、ビデオ、写真など平面向き。毎月2名ほどのゲストが招かれ一人40分ほどプレゼンできる。数ヶ月から2年までの滞在が許され、参加するには助成金を得なければならないが、画廊など私的な支援者でも許可されるので、金銭的な援助が得られれば比較的入りやすい。現在日本人スタッフをいるので英語が不慣れな方での安心だが、プレゼンは英語が必要なため、語学ができたほうが良いだろう。より実践的なプログラムです。

   

 

   

カナダ

バンフセンター  Media and Visual Art

Ofifice of the Resistrat:Box1020 Station 28,Banff, Tunnel Mountain Drive Alberta,Canada TOL 0C0
TEL+1-403-762-6180 FAX+1-403-762-6345
art-info@banffcentre.ab.ca
http://www-nmr.banffcentre.ab.ca
担当 ジョン・タッパー

英語必要ですが、片言でもOKそうです。 でも不得意の人は、神経は太くないとだめですよ。 北米最大のレジデンス施設。 自費でもアトリエに開きがあれば借りられますが、せっかく行っても面白い作家に会えない可能性大。 御勧めは年に2回ほど募集するレジデンスです。 僕は今年の四月から五月の1ヶ月のプログラム「ビック・シティー」に行ってきました。 これはテーマによって募集し、助成してくれます。 チケット代を別にして食事、ホテル、スタジオを与えてもらって10万円ほど必要でしょうか。 僕以外の作家の多くは、バンフの助成以外に自国からの助成をもらってきていたようです。 今年は秋に「ディスカバリー」というプログラムもあり募集はすでに終わってしまいましたが、2ヶ月の滞在になります。 来ていた作家との共通の意見として2ヶ月は必要だと思います。 物を作ろうと思ったら一月ではやはり不充分。 注意 5月でも3回雪がありましたので、冬に行く方は覚悟を。

   

 

   

ドイツ

Kunstlerhaus Bethanien

Mariannenplatz 2,10997 Berlin Germany
T +49-30-616-9030 F +49-30-616-90330

ここベタニエンは、PS1やソリテュードのモデルとなった場所。 綺麗な煉瓦づくりの建物で2本のトンガリ屋根が印象的。 昨年資料を送ったが、現在日本からはアプライできないようだが、偶然ベルリンに行く機会があり ここのディレクターを訪ねると、事前に奨学金を探せれば、選考対象に入れてくれるようだ。