PERFECT WORLD 展
2001年
作品: パーフェクト ピンポン
サイズ:(w)1800o×(l)1372o×(h)960o 
素材:卓球台、ラケット、FRP、水、金魚

会場:現代美術製作所 東京

 

PERFECT WORLD exhibition
2001 
title:PERFECT  Ping-Pong
size:(w)1800o×(l)1372o×(h)960o 
material:table-tennis table. racket.FRP. water.goldfish
place:The contemporary art factory, TOKYO


コミュニケーションを扱かった作品で、今まではポジティブな関係性を取り入れてきたのですが、この作品ではスポーツを通して身の回りで常に行われる優劣の判断基準を失わせようとしてみました。
知識、暴力、技術など優劣を見定めるカテゴリーは色々あるし、誰しもこういった考え方にたいして不本意だと感じているのでは無いだろうか。
この展覧会で用意された作品は全て一等賞だったり、同じスコアーになるように既存のゲームに手を加えて製作してあります。

一見、誰しもハイスコアーを出せたらこんな楽しい事はなさそうなのですが、比べる尺度を取り払うと本当にそれは幸せな世界なのでしょうか?きっと新しいルールをそこから作りだし僕らは競争を始めるのでしょう。

パーフェクトピンポン
半分が水槽でどんなに頑張っても得点できないようになっている。